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AFL言語の世界

AFL言語は1977年に開発されました。まだパソコンが一般的に利用される前で、CP/MやMS-DOSが一部利用できる環境でした。 この言語を利用して、クロスアセンブラーやFORTRANコンパイラーや会計事務処理ソフトをIBM370/125の上で稼働させました。 その後、1983年に日本語プログラム言語を開発・発表して新聞や雑誌に大きく取り上げられました。

それから30年経過して、何故またAFL言語なのでしょうか。
C言語、JAVA、Ruby、HTMLなど数多くのプログラム言語がありますが、この利用は一部の専門家に限られています。 これは言語仕様や、開発環境の習得など、プログラム言語を使いこなすために高い壁があることが大きな要因となっています。

AFL言語のプログラミングは、WORD,メモ帳などでプログラムを書き、AFLシステムで実行するだけです。 メモ帳のコピーをAFLのプログラム窓(Visual Studio)にコピーし、実行すると結果窓に表記されます。 AFL言語はインタープリタ言語なので、実行時の途中結果は適宜、結果窓に出力して確認することができます。

株取引の具体例で説明します。
証券会社の取引履歴は画面に表示されますが、これをEXCEL表で管理するためには画面より文字コードを取出し、 CSVファイルを生成します。画面フォーマットは証券会社毎に異なり、個別に処理する必要があります。 このプログラムは下記のAFL株式取引応用プログラムに説明していますが、AFL言語で約400行、作成期間は1週間ほどです。

番号	動画タイトルブンヤ	ビデオ動画トウロクビ
1	日本語プログラム言語「和漢」の実際 日本語プログラム言語はプログラムが読みやすく・書きやすいので、初心者を対象とした小中学校のプログラムミング教育には適しています
2	円周率（π）の計算とAFL言語 円周率計算は古くて新しい話題であり、円周率（π）の計算歴史を振り返り、パソコンでπの計算をします
3	スマート株取引の実際 損をしないことを優先した株式投資で、景気に左右されにくい低位株を対象とし、取引はその日のうちに現金化し、出来るだけ多くの証券会社に同一注文を出すという特徴を持ちます

AFL言語の事例（πの計算）

2019年3月8日

AFL言語によるπの計算

AFL言語関係の参考文献

2011年9月18日

AFL言語の概要

2011年9月18日

AFL言語仕様書

2011年9月29日

AFL言語の特徴

2011年9月18日

AFL株式取引応用プログラム

1976年11月19日

11. ノイマン型高級言語I――その言語構造――. °上田謙一,菅野 淳,渡辺泰助,野田克彦(松下技研). 12. ノイマン型高級言語II その処理形態-. 1, . 菅野 淳,上田謙一,渡辺泰助,野田克彦(松下技. 13. 文法の意味記述法とそのチェックプログラム.

1977年10月3日

AFLによる日本語プログラム　島崎成夫,安東宏子,加藤陽子,菅野 淳,上田謙一(松下技研). 6. AFL によるコンパイラーの実現. 菅野 淳,上田謙一,野田克彦(松下技研).

1977年10月3日

上田謙一、菅野淳、野田克彦　;高級言語AFLとその処理システム 　　　日経エレクトロニクス　1977年10月3日,pp.94-117

1977 年

島崎成夫,安東宏子,加藤陽子,菅野淳　:　"AFLによる日本語プログラム", 　　　情報処理学会第18回全国大会予稿,pp.9-10(1977).

1983年1月

上田謙一,菅野淳,本田邦夫:パーソナル・コンピュータで稼動する日本語プログラミング言語の開発, 日経コンピュータ,1983.1.6

1983年4月

電波新聞1983年4月、ビジコム10月

1983年

菅野淳,本田邦夫,岡村嘉巳,上田謙一:"自然言語の利用でマン・マシン・インタフェースを改善する日本語AFL",情報処理学会コンピュータにおけるヒューマン・インタフェースシンポジウム報告集,pp.53-60(1983).

1983年

石田晴久(東大):ドキュメント作成の現状と将来,電子通信学会誌(ソフトウェア生産技術の現状と将来特集号),Vo1.66,No.4,pp.402-407,1983.

1983年

鈴木孝則(国際データ機器):日本語プログラミング言語『和漢』, 情報処理学会マイクロコンピュータ研究会資料(29-2),10ぺ一ジ,1983-11-28.

1985年

日経データ・プロ・EDP　:　"日本語情報処理", 日経マグロウヒル,1985. 書籍

1985年

菅野淳,上田謙一:"日本語AFL",ワープロと日本語処理,共立出版, pp.243-251(1985). 書籍

19853年

菅野淳,上田謙一(松下技研):日本語AFL,bit別冊ワープロと日本語処理(石田晴久,木村泉,安田寿明編),pp.243-251,1985.

1987年

上田謙一,菅野淳,野田克彦:"日本語プログラミング言語の開発と問題点", 情報処理学会日本語情報処理シンポジウム報告集,pp.308-316(1987).

2002年

今城哲二：プログラム言語の日本語化と国際化に関する研究,奈良先端科学技術大学院大学博士論文,(2002)