技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合であり、技術士法で定められた職業倫理を遵守する厳正中立な組合員、ネットワーク会員、オブザーバー(技術士以外のネット会員)で構成されおり、その職業倫理(公共奉仕)を遵守し、企業秘密や技術的秘密内容を含むものに対しては、技術士法(第24条等)により秘密保持が厳しく(罰則付)義務付けられており、また技術士協同組合員は技術士協同組合倫理要綱により厳格な行動基準が定められています。
2024年11月3日 事務局便り(新着情報)
新規開業支援研究会が11月2日に北とぴあ807会議室とZoomオンライン併用で開催されました。参加者はリアル7名、リモート8名でした。 講演者は中林啓司氏(情報工学、電気電子、総合技術監理部門)、大園剣吾氏(金属)です。
中林氏は大手電機メーカでLSI回路設計・シミュレーション等の業務を担当し、産総研やロボット関連のベンチャー企業を経験しており、技術士の他に博士の資格も保有しています。
大園氏は大手印刷会社で真空チャンバーやスパッタリング装置等の開発を経験し、30台で独立自営し今年で8年目になる、40代の金属部門の技術士です。セミナー講師や技術指導等の仕事の他に、アルバイトやパートの仕事をしながら独立自営をしています。将来的には製品開発の仕事を手掛けたいとのことです。
その後、15時30分からはインキュベーション研究会が開催され、鐘ヶ江正巳氏(電気電子)から、水素ガス利用健康法の紹介および、押見匡貢氏(電気電子)からTNプロジェクトの事例紹介がありました。
活性酸素は身体の老化やガンの発生に関係しており、水素を身体に取り入れることにより活性酸素対策に効果があるとのことです。
TNプロジェクトではピエゾによる音響振動センサーの他に、カメラや温度・湿度・電流測定など多様なセンサーを取り入れて、ユーザニーズの解決を主眼にして取り組んで行く方向性が示されました。